遅番の仕事終わりにマクドナルドに寄って、普段はぱっと食べてぱっと帰るが、今日はいつもより長めに過ごした。
ここのところ自室に閉じこもることが多かったので、ゆっくりと読書ができて、かれこれ2年くらいかかったけどようやく「嫌われた監督」を読了できた。おすすめしてくれた友だちにそれをLINEで伝えたら、私がどの選手のエピソードがよかったと思ったのかをドンピシャで当てられてめちゃくちゃびっくりした。さすが長い付き合いだ…！私は荒木・井端の二遊間コンビのエピソードに一番ぐっときて、荒木さんが頭からつっこむホームスチールを決めたシーンを読んだときに鳥肌がとまらず、そっこう動画を検索して、そのプレーを何度も繰り返し視聴した。それまでの背景を知るとなんて熱いシーンなんだろう。荒木さんは苦悩したドラ１っていうのがもうドラマすぎた。ポジションをコンバートされてエラーが多いように見えたけど、実は…っていうのもすごかった。アライバのエピソードもよかったけど、その他の話もすべて素晴らしかった。友だちの推しの絶対的守護神の岩瀬さんの通称が「死神」で、岩瀬さんが投げるスライダーを「死神の鎌」っていうのもかっこよすぎるし、トニ・ブランコや森野さんの章もよかったし、吉見さんのエースになるまでの階段もよかった。落合監督は当時の世間の印象どおりどちらかというと好きな選手、監督ではなかった。巨人に移籍したというのが悪印象になったように思われし、なんとなくおもしろみのない試合をする人…って思ってた。でもこの本を読むと夜眠れないという話などで人間味を感じるし、誰よりも選手を大事にして、野球を愛しているんだな…と今更ながら知った。信子さんのことも好きになっちゃう。この本には描かれてないが息子さんもすごいいい子…。落合さんが監督をしてたころはそこまで熱心にプロ野球を見てたわけではないので川崎選手のエピソード以外ははじめて聞くものばかりで、本当におもしろかった。また野球をしっかり追いかけたいなと思ったし、こういうドキュメント本をたくさん読んでみたいなと思った。
帰宅して、本日はバスケの試合があったことを思い出し、千葉ジェッツvs宇都宮ブレックス戦をあわてて視聴。今、めちゃくちゃ上り調子のジェッツに20点差以上をつけて勝利したのは本当にすごい。田臥さんも試合に出て、渡邉さんとナイスコンビネーションを見せてたのがとてもぐっときた。長らくブレックスを支えてきた2人のコンビ…最高すぎる。ブレックスはチーム記録の16連勝！シーズンは残すところあと2ヶ月。このまま突っ走ってくれー。
