230408(sat)

今日は約4年ぶりの旅行。次兄プレゼンツによる両親・長兄夫婦・次兄夫婦+双子・わたしんちの夫婦と総勢10人の熱海一泊旅。西から東から熱海に集合する。東京から向かう私は夫が踊り子のチケットを予約してくれた。踊り子は新幹線よりもいい感じで、時間は多くかかるが熱海や伊東くらいならこっちに乗っていくほうがいいな。

久しぶりにあった父母はそんなに変わりなく、元気で足腰も健在で安心した。そして二人ともよく喋る。父は股関節を悪くしたらしく歩みが遅くなっているが、長兄嫁さんがよく寄り添ってくれていて、普段もそうらしく、母も長兄嫁はとてもやさしいといっていて本当感謝しかない。まずは三木製菓にいって、お土産のクッキーを大量に購入。お店もパッケージもとてもかわいい。そしておいしい。

お昼ごはんは「イタリアンレストランMON」。コース料理にプラスアルファしてアラカルトをいくつか注文。海鮮がおいしい。お値段もお手頃で、家の近くにこういう店あればいいのになと思った。

f:id:cayo:20230410183511j:image
f:id:cayo:20230410183516j:image

食後はもう一度三木製菓にいってアイスクリームを買って海岸で休憩しながら食べた。空を舞うトンビが人の食べるものを常に狙っておりなかなかスリリング。私のすぐそばにいた観光客の方、母親が幼児にサンドイッチを渡そうとしたら、トンビが奪い去った。その衝撃の光景を見た幼児が泣き叫び、母親が爆笑していて、それを見ていた私はこれを動画に撮ってアップしたらバズるのかな…とかゲスいことを思って、その横の夫はウトウトと眠っていた。平和ですね。

f:id:cayo:20230410183530j:image
f:id:cayo:20230410183526j:image

夕刻前に宿に到着。次兄セレクトの宿は「御宿こごひ」。企業の保養所だった温泉付き古民家をリノベーションした一日一組限定の貸切型ゲストハウスで、和室の中にアンティークなソファーがあったりと華族ぽい雰囲気。友だちたちと泊まっても楽しそうだし、在宅ワークが主な仕事だったらワーケーションに使うのもよさそう。晩ごはんまでにお腹をすかしたかったので、母と宿の周りを散歩してたら長兄夫婦もでてきた。久しぶりの旅行の今日、天気がよくよかった。母は年をとったなぁと思う。歩き方や、パッと言葉が出てこない感じ、手のシワ、顔のシミ。それを見て悲しい気持ちになるわけではなくて、だって年をとるのを止めるのは不可能だし、そもそも私だって年を重ねている。でも、母がどんどんおばあちゃんになっていくとき私がそのそばにいれないのは、やっぱりさみしいし、申し訳ない気持ちにもなる。子供は巣立っていくものだから必ずしも近くに居住できるわけではない。わかってはいる、私にも夫にも仕事があるから。わかってはいるんだけどね。父も母も長生きしてほしい、健康でいてほしい、老後を楽しんでほしい。でもあと何回旅行に行けるだろうか。次はいつ会えるだろうか、とか考えて少しおセンチになってしまった。

晩ごはんは魯山人すき焼き。よく知っている砂糖と醤油のすき焼きとは違って、牛肉をお出汁でしゃぶしゃぶのようにして、セリなどの野菜を巻いて食べる。生卵といたものにつけて食べるのではなくポン酢+大根おろしか、醤油漬けした卵黄+お酒がきいている甘辛の醤油にくぐらせる。これは…うまい…!!!お肉もおいしくて、さしも入ってて私はたくさん頬張ったけど、年寄軍団の家族たち、このさしいりの肉は加齢な内蔵には重かったようでたくさん食べることはできなかったみたい(昼間に食べ過ぎたのもあるけど)。のこりものをかっこよくさらえてくれる次兄も長兄ももう無理…でも食べたいってなってて笑った。母や嫁たちはこの残ったお肉を肉巻きおにぎりにしたら明日も食べられるのではないか、お台所を借りようかとか話してて、私がくいしんぼうなのは遺伝だなと思った。

f:id:cayo:20230410183550j:image

食後は私達夫婦はテレビのある二階を陣取り寝っ転がっていたら、姪っ子たちがやってきてNetflixを見始めた。2.5次元の舞台や、ジョジョとか。着実にオタク道をすすんでいる。双子の二人は寄り添って踊ってみたり、顔をあわせてきゃっきゃ笑ったり、とても仲良し。微笑ましくてかわいい。

鬼滅の刃」を最後まで見てから就寝。気持ちがたかぶっていたのか何度か目が覚めた。