本日は予定を変更して早番に入り定時に終わらせて急いで職場を出た。向かうは、歌舞伎町に新しくできたZepp Shinjuku、「OPULENCE」を見に行くのです。「OPULENCE」とは、世界的なドラァグクイーン達による豪華なショーと 、クラブイベントのような演出やサウンド、照明を組み合わせた、日本初の大規模ドラァグショー、とのこと。なんとこのショーに私が大好きな「ル・ポールのドラァグ・レース」に出ているクイーンが3人も来日して出演されるのです。そのうちの1人はS3のウィナー、美しい覇者、ラジャ。ラジャがとにかくかっこよくてきれいで、アーティスティックで…ラジャがS3にいたからこそ、私がドラァグレースにハマり、そこから約10年分のシリーズを一気に見た。いまドラァグ・レースはS15まで進んでいて約15年の歴史があるけど私の中での２TOPはラジャとS11のイヴィ・オードリー。そんな大好きなラジャが来日すると友だちから報告を受けてそれは大事件だ！と大騒ぎした。残りの２人も私が最近見たUKvsワールドの圧倒的な存在感と飛び抜けたファッションセンスやダンスが最高だったタイのパンジャイナさん、そしてS13でキュートな存在だったデナリちゃんも来日するっていうんだから、こんなチャンスもう二度とないよね…ってショーだけではなく、ミート＆グリード付きのチケットを申し込んでしまった。チケットが当たって日からずっとソワソワしながら過ごしてた。このことを思うと緊張してしまうので、なるべく考えないようにもしていた。だが、その日はとうとうやってきたのだ。
ミーグリの列に並びながらどうしようどうしようと軽くパニックになっている私に友だちは、私たちはアイドルの握手会を経たものだ、だからこういうのは慣れている、大丈夫だと勇気づけてくれた。そしてそんなに長い時間お話はできずい「わー！きゃー！」言うてアワアワするだけで終わるんじゃないかと思うとそれはそれでなんか安心した。そしてあっという間に私の順番がやってきた。３人とも発光しているのでは？ここは天国？と思うほど美しかった。ラジャは王者としての貫禄と威厳がすごかった。圧倒されそうな気持ちに負けないように近づくと、その日にむけて私が急ごしらえで作ったラジャとパンジャイナさんの刺繍とビーズのブローチに気づいてくれて、「OMG！」「かわいい」「あなたが作ったの？」とたくさん話しかけてくれた。多分わたしにでもわかるようにとてもゆっくりとわかりやすく発音してくれていたと思う。伝わったかどうかはわからないけど、今日にむけて作ったよ！日本にきてくれてありがとう、愛してます。と３人に愛情と感謝を伝えて、私のミーグリは終わった…幸せな時間だった。一足はやく終わった友だちに駆け寄ったときにはちょっと涙ぐんでいたと思う。
ミーグリが終わったら次はショーの始まり。来日した３人の出番は１度だけなのかと思いきや３回もあった。合間に日本のローカルパフォーマーのショーもあって、スタンディングで長丁場のライブで体力が心配だったけど、楽しすぎてなんとか乗り切ることができた。パンジャイナさんはマライヤ・キャリー（そっくり）のリップシンクをしっとりと歌い上げ、レディガガやマドンナでかっこくてクールのショーを見てくれた。
デナリちゃんはキャピキャピでcawaii！めっちゃキュートなショーだった。
そしてラジャはファビラス、スタンニング、スタイリッシュ。パフォーミングしているバックの映像も素敵すぎて動画配信してほしいくらい…！視線の使い方も立ち方も、指の動き、すべてが計算されてて素晴らしい。拝み倒したい。
３人のトークコーナーもあって、あなたにとって「オピュランス」とは？の回答も心震えるいいお話でした。私も気高く生きようと思った。
ローカルのみなさんのパフォーマンスも最高にカッコよくてきれいで楽しくてめちゃくちゃ幸せでした。スタッフさんたちも優しくてフレンドリーで素敵な空間でした！本当にこんな素晴らしいショーを開催してくださってありがとうございます！最高の思い出ができた！私にドラァグ・レースの楽しさを教えてくれた友だちと一緒にショーを見れたこともうれしかったし、もうほんと幸せすぎる時間だった。
次は１２月に開催されるそうです。誰が来日してくれたらうれしいー？と友だちと語り合いながら、疲れた体をいたわりながら帰宅。
すごーく楽しかったのだけど、でも後悔もある。私はいつか好きなドラァグクイーンとミーグリする時にお話しできるようにと英語に触れられるお仕事に転職したのにまっーーーたく英語成長できてなかった。いや、でもミーグリできる機会があるなんて…！やっぱ後悔している場合じゃないな！幸せに浸っておかないともったいない！本当に本当に最高な１日でした。
