231231(sun)

昨晩はなんだかんだんであまり眠れず朝7時過ぎに起床。今日は少し天気が悪い。朝ごはんには昨日のすきやきの残りにいれたうどん。余ったお肉や野菜を入れて煮込み直したものなので豪華な朝ごはんでおいしい。

食後に夫は自室にこもったので私は居間に残り、義母と久しぶりにゆっくりと話した。話したというよりは、義母が話すのを聞いていた。昔の大変だったこと、今心配に思っていること、少し先にこうしたいと思っていること…など義母はたくさんお話をした。ここ何年かしばらくゆっくりと帰ることがなかったし、普段はしょっちゅう電話したりすることもないので、こうやってじっくりと聞いてもらう時間が欲しかったんだろうなぁ、そりゃそうだよなぁと思いながら丁寧に聞いた。

そしてお昼前に長兄が車で迎えにきてくれて実家に帰宅。兄は私をおろすとお昼ごはんを買いにいってくると言ったのでたこ焼きとシャトレーゼのアイスをリクエストした。

実家では母と義姉がおり、父と次兄と姪っ子たちはスポッチャに行っているとのこと。時間を持て余した年始年末の過ごし方ベスト3に入りそうな王道の行動ですね。

義姉とあーだーこーだー話してたら兄が大量のたこ焼きとアイスをもって帰ってきた。熱々のとヒヤヒヤのアイスをどういう順番で買って帰るのか難しかったわ!といいながらなんかうれしそうだった。たこやき食べて、ゴロゴロしてたらスポッチャ帰りの家族が帰ってきた。姪っ子はまたちょっと大人っぽくなってきた気がする。中学までは友だちがお互いのみ(特に長女、次女はそこまでではない)という閉じた交友関係だったようだが、高校に入ってそれぞれ環境も変わり仲のいいお友だちもできたようだ。どういう子か聞くと、この子は何が好きで、この子の推しはこれで…と性格ではなく推しているものを教えてくれる。まったくもってオタオタしく育った姪っ子たち。こういうのめりこむ感じはわたしや義母に似ている。でも2人は相変わらず仲が良くて、そしてやさしくていい子だ。

ご飯のあとはがっつり昼寝。昨晩あまり寝ていないのでけっこうしっかり寝てしまった。

目が覚めると母が晩ごはんの用意をしている。寝起きの頭でぼんやりと眺めていたが、母の動きを見ていると炊事の段取りや効率が昔と比べると悪くなっているような気がした。キビキビというより、考えながらあーでもないこーでもないと無駄な動線も増えている。年を重ねるということはそうこうことなのだろうか。手伝いに入り、できることは全部巻き取った。実家の台所が久しぶり過ぎて、何がどこにあるのかとかわからず、また全ての行程を途中からやりはじめたので仕上がりはちょっと失敗した。

晩ごはんは晦日そば、エビの天ぷら…などなど。

食後は紅白を見た。10-FEETの「第ゼロ感」ではバスケ日本代表の富樫勇樹さんと河村勇輝さんがゲストできていた。曲中にはW杯のハイライトと「SLUM DUNK THE FIRST」の映像も流れておりこれだけでもそうとうぐっと来るのに、スラダンの映画の主題歌であるThe Birthdayの「LOVE ROCKETS」のさわりを演奏し、チバの名前を高らかに叫び、献杯するように天にむかって手をあげていた。これは泣いてしまう。

あと、YOASOBIの「アイドル」もとてもよかった。ikuraさんは本当に歌がうまいなぁ、テレビで「アイドル」を歌っている人たくさん見てきたけどikuraさんよりうまかった人っていなかったなぁなんて思って見ていたら、紅白に出演しているいわゆるアイドルという人たちが1組づつ歌に合わせてパフォーマンスを繰り広げていて、最後は全員揃って競うかのように、そして手をとるかのように踊っていた。私は長らく女性アイドルを推していたので、アイドルとは…アイドルを推すとは…と自問自答することや、その活動を見ていてその業の深さ、背徳感など悩ましい気持ちになることも少なからずあった。そんなモヤモヤは今も消えてはいないけど、でも今みた「アイドル」のステージはとても感動的で圧倒的で、光と影のコントラスの絶妙さに震えた。アイドルって最高。最強で無敵の一番星。あぁ、ほんとすごいステージだった。これぞ大円団て感じだったので、YOASOBIがトリでよかったのでは。

紅白けっこうおもしろかったなーと思いつつ横になったらすぐに眠気がきて、疲れが残っているのか日(年)が変わるか、変わらないかの頃には眠りにはいった。

2023年、みなさまお世話になりました。2024年も引き続きよろしくお願いします!