温泉宿の醍醐味は晩ごはんの御膳にもあるが、それ以上に朝ごはんなのかもしれない。お櫃にはいったご飯はなぜにあんなにおいしいと思ってしまうのだろう。
朝ごはんのあとはまた温泉に入った。何度も入って肌がちょっとツルツルになったような気がする。
湯河原をあとにして、「小田原文化財団 江之浦測候所」へむかった。昨年4月熱海に家族旅行いったときに予約してたのがなんだかんだで取り残され行けずじまいだったが、今回リベンジで行くことにした。みかん畑だった山村に現代美術作家・杉本博司が設計した施設。広大な土地の中に、ギャラリー棟、石碑台、光学硝子舞台、茶室、庭園、などなど数多くの素敵な作品で構成されていた。特にギャラリーや参拝道は夏至・冬至の時の陽光を計算して作られているそうで、季節や時間によって見える景色が変わるのかと思うと何度でも通ってみたくなる。60個あるアートスポットを全部巡り、竹林やみかん道を歩くのは散歩というには道が険しく広かったがとてもいい運動になった。
私はお昼ごはんを小田原で食べて帰りたかったが夫がお腹へっておらずということなのでそのまま帰宅した。
明日からは仕事がまたはじまる。正月休み明けに1日働いて、3日休んで、そして4日休むというのはなかなかよいリハビリ。
